珈琲豆の“焙煎”を始めて四半世紀を越えた。
最初は手網で200gだったが、1kgになり、3kgになり・・・。
当初200gでも大変だったのに今200gの豆を見ると「ほんのチョット」に見える。
慣れとは恐ろしい。
新規に購入した珈琲豆の焙煎度合いはテストスプーンで抜いた中から何となく決めているが、長年やっていると「この銘柄はこれじゃないと」と勝手に壁を作っている。
「それ以外は美味しくないはず」と思い込んでいる自分がどこかに居るみたい。
先日、思いついてエクアドルをフルシティにしてみると予想に反して軽やかな良い感じ。
ストレートでは「たっすい」が、きつい豆とブレンドすると良い感じに仕上がりそうです。
「煎り損じると無駄が出る」と思わずに、色々と試す余裕が必要だなと再確認しました。
歯車には遊びが必要なように、仕事にも遊びの部分が必要なようです・・・。