業務用セミオートマシン EXPOBAR INTER IG-G

EXPOBAR INTER IG-G

inter IG-G
●品 名:エキスポバル
INTER(インター)IG-G
●サイズ:460×530×670
●重 量:45kg
●電 源:単相200V、消費電力2.0kW
●能 力:エスプレッソ120杯/時

スペイン、バレンシア地方にある*CREM社のエスプレッソマシン。
(「EXPOBAR」はCREM社の商標です)
IG-Gは小規模店舗用の1グループ、グラインダー内蔵のコンパクト設計のマシンです。
使用している部品は最高級クラスのもので、味・性能・耐久性に優れている本格セミオートエスプレッソマシンとなっており、使い易さを追求したイージーオペレーティング設計となっている。

~・~・~・~・~ 以上、ノーザンコマーシャル社資料より ~・~・~・~・~

【設置作業】
☆水道工事
水道管直結タイプですから水道工事が必要です。
水道配管を分岐させ、浄水器を経由して配管しました。
浄水器はマシンの寿命に影響します。
高知市の水道水の水質は良いので、一般的なものを使用しました。
水質が悪い場合は浄水器の性能の高いものが必要です。
☆電気工事
単相200vが必要です。
分電盤まで配線が来ていましたから、分電盤~コンセントまでの配線を新設しました。
☆設置台
適度な高さの頑丈な台が必要です。
私は手持ちの木材で手作りしました。
☆配水管
配水管は流しへ垂らしてあります。
お湯と珈琲粉が流れますので、詰まらないように注意が必要です。

【調整】
遠路はるばるノーザンコマーシャルから調整に来てくれたのですが、私なりに再調整をしました。
1)まずグラインダーのメッシュを通常使用する珈琲豆に合わせます。
2)ドーサの量を合わせます。
私は1杯用のフィルターを常用しますから、ドーサの落ちる量を微調整。レバー2回で1杯用のフィルターが適量になるようにしています。
2杯用のフィルターだとレバー3回で少し粉が多い状態です。ピッタリだと使い勝手が良いと思うんですが・・・。
メッシュですが、豆の銘柄や焙煎度合いによって若干調整が必要です。
普段はエスプレッソ用のブレンドを入れていますので、ほとんど調整不要です。
試飲用には手挽きのポーレックスコーヒーミルを愛用しています。

【使用した感想】
安定度はさすが業務用です。
タンピングは珈琲粉の表面をドーサの横にあるタンパーで軽く押さえるだけですが、それで十分です。
最近のマシンはスチームが走りにくいようにしているそうです。
(そういえばイタリアのBARでもタンピングする姿はあまり見かけなかったような・・・)
クレマの出具合も安定しています。
スチームもノズルの形状がよいのかきめ細かなフォームが出来ます。
あとはデザインをする腕前が必要かな??