全自動エスプレッソマシン

全自動マシンはマニアの方には嫌われて?いますが、豆さえ合わせればこれほど便利なものはありません。なんといっても「ボタン一発」でコーヒーが出てくるのでお手軽です。
抽出に関するテクニックが必要ないので、家庭はもちろん、バリスタの居ない喫茶店やレストランなどでのエスプレッソの提供に向いています。
また、職場などある程度の人数が思い思いの時間にコーヒーを飲むような場合におすすめです。
(一度に大量の抽出が出来ない点は要注意です)
エスプレッソはもちろん、レギュラーコーヒーもボタン一発です。

(バリスタさんに言わせると「これはエスプレッソではない!」そうですが、私はこれでもOKだと思います)

欠点として、珈琲豆を頻繁に入れ替えることが出来ませんので、色々な銘柄を飲む場合は「粉」を専用投入口から入れることになります。(私は味見が多いのでこの機能を重宝しています)

日常のメンテナンスはさほど面倒ではありません。

全自動マシンの動作
1 豆を挽く→抽出ユニットへ落とす
2 タンピング(粉を圧縮する)
3 蒸らす(少量のお湯で蒸らす)
4 抽出(設定量を抽出)
5 カスを捨てる
6 完了・・・ここまで約40秒

サエコ インカントメッシュ(粉の荒さ)と珈琲豆さえ合わせればクレマもしっかり出来ます。
使用する豆の焙煎度合いは「フルシティ」がベスト。浅すぎると抽出時に抜けが悪く、深すぎるとコーヒーミルでうまく挽けない(豆がミルへ入っていかない)ことがあるようです。
抽出される珈琲液は少々微粉が混じるものの、下手なバリスタよりは良いようです。

コーヒーかすコーヒーカスはカス受けにポトリと落ちますので、アラームが出たときに捨てるだけです。
(左はカス受けの中、円筒状のコーヒーカスが出てきます)

なんともお手軽なマシンです。

使用時のヒントを少し・・・
☆使用する水の質が悪いとミネラル分が析出してトラブルを起こしやすくなります。浄水器の使用をおすすめします。
☆使用前後に「粉」ボタンを押し、数回湯通しをするとメンテナンスが楽になります。
※使用後は必ずユニットの清掃をすること。そのまま放置するとトラブルを起こす元になります。