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- 電磁バルブの取り替え[2009/08/26]
焙煎の隙を見つけて、再び改造。
今回は電磁弁の最適化がメインです。
先の改造で使った比例制御電磁弁はオリフィス径が大きすぎて、バーナーのコントロールが不完全でした。
電磁バルブを一回り小さな物に変更すると同時にコントローラーを経由して制御するようにします。
使用するのはビュルケルト株式会社のType2833。
メーカーの計算値ではオリフィス径3mmが最適とのことでしたが、ネット通販会社では取り扱っていない模様。
自分で計算したオリフィス径4mmをとりあえず使ってみることにしたが、バーナー2本並列だとこれで正解だったみたい。
いずれは3mmのバルブをバーナーそれぞれに付けてみたいなと思います。
流体力学は(も)素人なので、行き当たりばったり・現物合わせの工作なのです。
(だけど創造的な仕事は現物合わせでもOKですよね!?)失敗は許されないので、まずは配管ルートの再確認。間違いがないことを慎重に確認して取り替えました。これが配管を組み替えた状態。
右がLPGの元栓側です。
パイロットバーナーのON/OFFを兼ねた電磁弁~
パイロットバーナーへの分岐~
(パイロットバーナー側には火力調節用のニードルバルブを取り付けています)
メインバーナー用の比例制御電磁弁~
圧力計への分岐~
最後にメインバーナーへの配管です。
苦労したのは毎度のことながらメインバーナーへの配管。
なまし銅管を自作の治具を使って折れないように慎重に曲げる。
ちょっと油断するとグニャリと折れるので、3本目で何とか形に・・・。
電磁弁側の接続はフレアジョイントなので楽勝。(^^)v
お次はバーナー側のソロバン玉を半田付け。
調子に乗ってガストーチ全開で炙っていたら、真鍮のソロバン玉と配管が溶けてしまいました。(^^;
なにごとも程々がよろしいようで・・・。焙煎機への取り付けを終わらせたら、コントロール用のマイコンボードWiringのプログラミング。
プログラム自体はほぼ完成しているので、パラメータ調整だけで出来上がり!?
だけど、コントローラー経由になったので大幅なパラメータ変更になってしまいました。今回、圧力計もアナログからデジタルに変更しました。
熱の影響を避けるためにアルミホイルの傘で保護しています。メインバーナー用の電磁弁は「配管が横方向推奨」だけど、配管ルートの都合で寝かせています。
今のところ影響は出ていない模様。電磁弁を小さなものに変えたことで、とろ火のコントロール精度が上がりました。
だけどバーナーの完全な制御のためには、2つあるバーナーそれぞれを最適な大きさの電磁弁で制御しないといけないようです。
完全に出来上がる日はいつのことやら・・・??
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