国境超えのドライブ

今日も天気が好いので、カナダへの越境ドライブを。

まず、隣町のエスプレッソスタンドまで走る。
すぐそこなのに、ハイウェイを経由しないと行けないみたい。
グーグル姉さんに案内してもらい、住宅街の中を走り抜けハイウェイに合流。
加速レーンのまますぐに降りた。
問題無く到着。エスプレッソスタンドのお姉さんは早口で良く聞き取れないが、カフェモカと朝のサンドイッチを頼んでみた。
小銭が貯まって来たので、手のひらに乗せて選んでもらった。
硬貨は同じ額でも色々と種類があるので、選んでもらうほうが早いです。
奥の方で「チーン」と音が。出来た。
こんな感じ。
イングリッシュマフィンにハンバーグ、玉子、チーズ。
美味しいがカロリーありそう。

通勤ラッシュで渋滞のハイウェイに乗り北へ向かう。
優先レーン＋5車線のハイウェイで、右3車線工事中との看板が。
間もなく渋滞に遭遇。

シアトルを素通り。結構アップダウンのありそうな街。基本的にまっすぐ走るだけだけれど、時々右左折の専用レーンがある。

ドライブに飽きて来た頃にアウトレットモールを発見。
次の分岐から戻ってトイレ休憩を兼ねて大きなアウトドアショップを冷やかす。

ノースフェースがあったが、気に入ったものは無し。
発電機類も充実していたが、太陽電池関連はまだまだ少なくて高い。
店のオリジナル商品を少々購入した。
レジの金額を見て、支払いの準備をしていたら、「チーン」消費税が要ったのでした（笑）

店内のディスプレイも凝っている。
トイレ休憩だけのつもりが1時間半も店の中をうろついていた。

数十マイル毎にある休憩所で一服しながら、いよいよ国境。
結構な渋滞で、三十分ほど待たされた。

担当はお姉さんだが、怖いこと。
パスポート確認はもちろん、どこへ行って何をするのか。すぐに再入国すると言ったら、どこに泊まるのか、帰国のチケットは有るかと何度もしつこく聴かれたし、宿泊先の証明や航空券を求められた。
宿泊先はAirbnbの画面でOK。航空券はEチケットの印刷物で問題無かった。
こんなことも有ろうかと、必要なものをすぐに出せるようにしておいて良かった。
宿を決めずに出国するとややこしい事になってたかも？
（私の語学力では・・・）
※後で確認したらここで押されたスタンプが CANADA BORDER SERVICES AGENCY となっていました。
アメリカの出国印が無いということか？

カナダ側ゲートは何もなく、素通り。
「これで良いの？」と、言う感じ。
入国印が欲しかったなぁ。
※ブログを書いた時点では先に押されたスタンプがアメリカの出国印と思っていた

国境を越えたら、グーグル姉さんがいきなりメートルに変わったのがおかしかった。

最初に飛行機から見た、だだっ広い扇状地の西端を北上する。
地図で見たらちょっとだが、走ると遠いこと。
走り飽きた頃にバンクーバーの街にはいった。
とりあえずの目的地は水族館。
途中の道幅は狭いので、運転に気を使う。
気が付けばガソリン切れが近いのでした。
トロリーバスが道路の両脇を走っている。
繁華街の中を抜けたが、観光客で一杯、しかも自転車が多くて気を使った。

無事に水族館までたどり着いたが、駐車場がとにかく満杯。
人も多いので、退散することにした。

半島の北の端に行ったら駐車場は空いていたが、あまり時間も無いことだし少し海岸を見て帰途につく。
帰りはライオンズ・ゲート・ブリッジを渡ろうと思い、ナビをセット。
途中の抜け道に入りそびれてさあ大変。繁華街まで戻ることになった。
車をUターンさせないといけないが、グーグル姉さんは「大通りでUターンせよ」と言う。
出来なくもなさそうだったが、一旦右折して左折、左折、左折で何とかひっくり返した。
大きな吊り橋を渡ったらハイウェイ一号。
これをずっと走ったら東海岸まで行けるのかな？
バンクーバーの分岐まで大渋滞していて、動いたり止まったりの繰り返しだった。

ガソリンスタンドを求めて途中でわき道に入る。
看板は出てたけど、本当にあるのかと疑うほど走った。
旅の残りも少ないので、25リットル入れようと思ったが、金額指定しか出来ないらしい。
とりあえず30カナダドル分入れた。
21リットル程度しか入ってないので、カナダのガソリンは高い。

ハイウェイ1号から別れ、再び国境へ向かう。

黄色いのは大きなレントゲン。車ごと透視されるのか？
入国のお兄さんはそれほど厳しくなかった。
結構待たされたけど、国境通過はこんなもので良いのかな？という感じ。
そういえばEU発足前のヨーロッパもこんな感じだったっけ。
特にカナダ側はノーチェック。
アメリカに入れてたら問題は無かろうみたいな雰囲気でした。
それにしても、アメリカ出国の質問責めはキツかったなぁ・・・

帰りも休憩を取りながら。

アウトレットモール付近で、大渋滞。
動かなくなったので、大きなパン屋みたいなレストランに入る。
BLTサンドとサラダ、コーヒーを頼む。サラダには苺にブルーベリーにパイナップル、ナッツと「日本では無いよね」という味だった。
店を出たのは午後８時過ぎ。すっかり日が暮れていましたが、チョット大きくなった月が綺麗でした。
渋滞は少しマシになったみたい。

車の川に乗り、南下を続ける。
森の中の道からいきなり都会の夜景に飛び込む。
写真が撮れなかったのが残念ですが、シアトルの夜景はとても綺麗でした。
分岐も間違えずにハイウェイを下り、宿に帰り着いたのは九時半近くでした。

近そうに思えたバンクーバー、片道300Kmだから高知で言うと東は甲浦から西の宿毛までを往復プラスアルファした感じ。

やはり距離感が欠如している様です（苦笑）