スタンドルーペのLED点灯回路を改造

最近手元がよく見えなくなったので、スタンドルーペを購入。
サンワサプライのスタンドルーペ(拡大鏡・LEDライト付・クリップ対応)(400-CAM019)という商品です。
スタンドルーペ(拡大鏡・LEDライト付・クリップ対応) 400-CAM019
発光ダイオードの色は少し青っぽく見えますが、同時に購入したもう一台はもっと白っぽかったです。
同じようでも微妙に異なる色合い。
ロットによって使う部品が違うのは気になります。

残念ながらレンズはあまり良くないみたい。
恐らく成形時の型が良くないんでしょうね。
スタンドルーペ(拡大鏡・LEDライト付・クリップ対応) 400-CAM019
中央部分に歪むところがあり、周辺部はかなり流れます。
長時間の使用には向いていないかも。

LED照明は乾電池3個を使い、抵抗一本で電流を制限する簡易なものです。
毎度お世話になる株式会社ストロベリー・リナックスのDC-DCコンバータモジュール「MCP1640」を使い乾電池2個で使えるように改造してみました。
MCP1640は525円と安いのに実力はバッチリ。
入力電圧:DC0.65V~5.5V
出力電圧:DC2.0V~5.5Vの範囲で任意の電圧に調整可能(※入力電圧以上)
●出力 5.0V設定時
 入力1.2V 出力 80mA程度まで
 入力2.0V 出力 130mA程度まで
 入力2.4V 出力 200mA程度まで
 入力3.3V 出力 300mA程度まで
と、小さくても力持ちです。
幅が単四電池の太さよりも少し広いので、斜めにしか収まりませんでした。
MCP1640 2.0V~5.5V可変DC-DCコンバータモジュール
このコンバータは入力が0.65Vからなので電池一個でも使えるように出来ますが、スイッチに流れる電流を抑えるのと効率を良くするため2本で駆動させることにします。
これで最後まで同じ明るさで使用する事が出来ます。
抵抗の定格電力は1/8W(125mW)なので、コンバータの出力を4.5Vで使う限り問題は無いようです。
スタンドルーペ LED照明の改良 スタンドルーペ LED照明の改良
電源スイッチと電流制限抵抗はプリント基板上で結線されていたので、手を加えなくても良いようにマイナス側にスイッチが入るようにしてみました。
配線が終わったら「点灯式」です。電圧調整VRを最低にし、スイッチオン。
電圧を上げていくと無事に点灯開始です♪
電流制限抵抗の両端に電圧計をあて、1V~1.1V程度に調整したら完成です。

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