～自己を犠牲にして今回の事故対策で働かれている現場の皆さんに敬意を表しま
す～
かねてからトラブルの多かった原子力発電所の冷却機構。
「100%事故は起きない」と豪語していたのに、事故が起きるとドミノ倒しのよう
にシステムが機能しなくなった。
しかも中央制御室の安全対策もお粗末。遠隔地から原子炉の状況把握も出来ない
等設計のいい加減さが気になります。
非常用の自家発電装置はあるけれど、外部からの給電は想定していなかった模様!?
(何で??)
冷却するにも水の蓄えもなし!?
(原子炉よりも高い位置に巨大な水タンクを置いとけば良いのに・・・)
水素ガスが発生することを予見しているのに、対策を打っていない!?
(そんな事態にはならないという自信からか??)
「人間」が現場に行かないと何も出来ない!?
(ラジコンやリモコンのロボットすら持ち合わせていない??)
機械音痴の長男ですら「あらかじめ大きなコンクリート壁で囲っておけばすぐに
蓋が出来るのに」ともっともな意見を言う。
大きな堤防も蟻の一穴から崩れる・・・どんなに巨費を投じた設備でも、1円の
ビス一本で致命傷を招くこともあります。
現在稼働中の原子力発電所が同じ轍を踏まないように、早期の対策をお願いした
いものです。
「低コスト」が売り物だった原子力発電。
後始末の費用を考えると怪しいなと思っていましたが、やはり高く付きそうな気配です。
いっそ目玉が飛び出るほど電気料金が上がれば、「超省エネ技術」の飛躍的な進
歩や「脱化石燃料」につながるのになぁ。