Raspberry Pi : Timelapse

Raspberry Pi でやってみたかった微速度撮影。
静止画撮影~動画変換の方法は色々あるけれど、思ったよりも簡単に出来ました。

raspistill で6秒ごとに静止画を一枚撮影し、 mencoder で動画に変換しています。
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「静止画の撮影用のスクリプト」は raspistill を繰り返させるだけ。
撮影時刻をファイル名に入れたかったので、ループさせています。
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単純に連番を付ければ良いだけなら
raspistill -t 10000 -tl 2000 -o sample%08d.jpg
のようにコマンド一発で出来るようです。
(-t は撮影時間ミリ秒、-tl は撮影間隔ミリ秒)
上書き防止のため、ファイル名の中に変数を入れるのがミソのようです。
(最初、気がつかなくて「一枚」しか撮影出来ませんでした)
日時を入れられたらと思って試しましたが、コマンドを呼んだ時間で固定されてしまいました。残念。
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撮影を終了させるには「ctrl-C」を使います。
-t オプションを指定しない場合、撮影まで約5秒・撮影後約1秒の処理時間がかかるようです。
※インターフェース(CQ出版社)2014年1月号によると、撮影までの5秒でホワイトバランスや露出の調整をしているそうです。
sleepさせなければ約6秒ごとの撮影・記録になります。
ファイルサイズが気にならなければ原寸で保存して、mencoder 側でリサイズ・クリップすると良いと思います。
画像によって大きさはかなり変化しますが、一枚あたり1920×1080のHDサイズで約1.5MB、原寸2592×1944で約3.2MBが最大のファイルサイズの模様。
私は16GBのUSBメモリに書き出すようにしているので、HDサイズだと約16時間分の静止画が撮影出来そうです。
—— still6.sh ——
#!/bin/bash
while :
do
filename=$(date ‘+%Y%m%d%H%M%S’).jpg
echo $filename
# raspistill -o $filename
raspistill -w 1920 -h 1080 -n -o $filename
#sleep 5
done
————
静止画の撮影が終わったら「静止画から動画に変換するスクリプト」で動画に変換します­。
—— timelapse.sh ——
#!/bin/bash
ls *.jpg > stills.txt
# mencoder -nosound -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:aspect=16/9:vbitrate=800000­0 -vf scale=1920:1440,crop=1920:1080:0:0 -o timelapse$(date ‘+%Y%m%d%H%M’).avi -mf type=jpeg:fps=30 mf://@stills.txt
mencoder -nosound -ovc lavc -lavcopts vcodec=mpeg4:aspect=16/9:vbitrate=800000­0 -vf scale=1920:1080 -o timelapse$(date ‘+%Y%m%d%H%M’).avi -mf type=jpeg:fps=30 mf://@stills.txt
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参考にしたサイト
http://www.raspberrypi.org/archives/tag/time-lapse

それにしてもここ数日の大気の汚さには閉口。
日が差すと空気が汚れているのがよく分かります。
今からこれでは春先が思いやられます・・・

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