Raspberry Pi :日本語表示、日本語入力、その他設定メモ

試行錯誤の結果、ラズベリーパイの日本語表示と日本語入力の環境が整った。
漢字入力に関しては、インプットメソッド「ibus」と日本語入力システム「anthy」の組み合わせで大丈夫みたい。
メールも「sylpheed」で送受信可能になった。
仕組みはよく分からないが、「apt-get install」で自動的に組み込んでくれる。ありがたや~~。

ソフトも単独で使う限りはそこそこ動くみたい。
小さいながらも実力はあるようです。
調子に乗って、画像編集・加工ソフトの「GIMP」をインストール。
A4程度までの画像編集なら大丈夫そうですが、デジカメの写真は大きすぎてNG・落っこちました。残念!!
スワップファイルの設定でうまくいくかとも思ったのですが、SDカードの速度と耐久性の問題で推奨されていないみたい。
大きな仕事はパソコンでするのが一番のようです。

本家サイトではAndroidマシンとして動作するビデオも紹介されていて、ますます目が離せない美味しいパイになっています。
仕事場に常備するサブマシン用として法人向けの受注が始まった日本のRSサイトに追加注文を入れました。
今度はケースも注文できたので、次男の心配の種も減ると思います。
(いつも裸で転がしてあるので「大丈夫?」と気になっているようです)
いつ来るかなぁ?

ここまでの記録・・・
●「Win32DiskImager」を使いSDHCカードに「Raspbian “wheezy”」を転送。
●無事に起動すると「raspi-config」画面になるので、必要事項を設定。
(コマンドででも出来るが必要なものはほぼこのメニューで変更出来る)
・「overscan」:ディスプレイの出力設定。液晶ディスプレイの場合はオーバースキャンが不必要なのでオフに。
・「configure_keyboard」:キーボード配列を選ぶ。[Generic 105key (Intl) PC] >> [Other] >> [Japanese] >> [Japanese-Japanese(OADG109A)]
・「change_locale」:言語と地域を選ぶ。※デフォルトを「ja_JP」にするとフォントをインストールするまでは文字化けする
・「change_timezone」:タイムゾーンを設定。「asia」の中から「tokyo」を選ぶ。
・「boot_behaviour」:ブート後の動作を設定。デスクトップを出すように設定。
・「update」:raspi-configのアップデートを確認。
●リブートをかけたらとりあえず英語環境で使える。おまじないを時々すると良いみたい?
※ここからはターミナル画面にて
~『システムターミナル・スーパーユーザモード』を使えば「sudo」不要です~
apt-get update
apt-get upgrade
●漢字フォントの取得
apt-get install ttf-kochi-gothic ttf-kochi-mincho
apt-get install xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname
●日本語入力環境の設定「ibus-anthy」が利用可能。
apt-get install ibus-anthy
※ibusの設定メニューからanthyを使うように設定する。
[Preferences]>>[IBusPreferences]>>[Input Method]>>[Select an input method|▼]>>[Japanese>Anthy]
※Anthyを選択後[+Add]ボタンを押すと「Input Method」に登録され使用可能になる
●電子メールは「sylpheed」が利用可能。
apt-get install sylpheed
●画像編集ソフトGIMPも小さい画像なら使える
apt-get install gimp
●画像をコマンドラインから加工できるツール ImageMagick は便利
apt-get install imagemagick

とりあえず、これで日本語の表示・入力とそこそこの作業が出来るようになりました。
少しノタノタしましたが、このページはラズベリーパイ(Raspberry Pi)で書き込んでみました。
anthyの漢字変換は思っていたよりもおりこうさまです。

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